Everest trekking/エベレストトレッキング-3

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Everest trekking/ベレストトレッキング-3 -Apr 2017-


■Note

アイランドピークを終え、次なる目的地湖畔の村ゴーキョーを目指すべく移動開始。

この途中にはチョーラパスと呼ばれる標高5420mの峠を越える場所がありエベレストトレッキングでは最難関とされている。

何が難しいかというと 

1つに距離があること。
最寄りの村からパスを抜けて次の村に行くまで早い人は5時間、遅い人は6〜7時間はかかるので途中で天候が荒れたりすると一気に危険な行程になってしまうこと。
2つに峠を越える所に氷河帯があること。
4月ならばアイゼンは基本必要ないとは思うけど直近に雪が降ったりすると必要になってくることもあると思う。

ちなみにエベレストトレッキングにはこのチョーラパス、レンジョラパス、コンマラパスという3パスpass、ゴーキョーリー、チュクンリー、カラパタールの3リーRi(付近の村からダイレクトに登れる小山)を踏破することが1つの完成形になる。

自分は行程上遠回りになったりアイランドピークと被るとこもあったりでチュクンリとコンマラパスは行かなかった。

ということでゴーキョーに辿り着いた後はチョーラパス、レンジョラパスを通りナムチェ、ルクラと帰って来たんだけど、正直言うとこの時点でエベレストトレッキングはもうお腹いっぱいで帰りたくなっていた笑

今回の行程はこんな感じで。

Day14:チュクン4900m→ゾングラ4830m
Day15:ゾングラ4830m→チョーラパス5420m、氷河→ゴーキョー4750m
Day16:ゴーキョー4750m→ゴーキョーリー5360m→ゴーキョー4750m
Day17:ゴーキョー4750m→レンジョラパス5418m→ハングモ3900m
Day18:ハングモ3800m→ナムチェ3440m
Day19:ナムチェ3440m→ルクラ2850m
Day20:ルクラ2850m スケジュール調整の停滞日

■How to get there

引き続き歩く

■Photos


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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ1
先ずはチュクンからチョーラパスの入り口の村、ゾングラを目指す。コース的にはエベレストベースキャンプ側へ戻る形に。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ2
既に通った道ではあるけどやはり美しいのでつい撮ってしまう。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ3
昼過ぎゾングラへ到着。ここで2週間経過。濃密すぎてもっと時間が経ってるような気が。山に面したこの集落の景色はかなり素晴らしい場所だった。写真はチョーラパスへ向かう前、午前5時過ぎの写真。11時には谷の風が強くなりやすいからと早めの5時から5時半頃の出発が好ましいのだそうだ。もちろんこれはウチのガイドではなく他のガイドの情報です。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ4
チョーラパスへ向かって登り始めている所。景色が本当に素敵。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ5
パスへ近づくと氷河が出てくる。氷河の脇の雪原をトラバースしながら登っていく。トレースもしっかりついてるしアイスはそこそこ硬いしグリップも効く状態なのでクラムポン(アイゼン)は必要はなかった。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ6
チョーラパスに到達。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ7
反対側の氷河側で記念に一枚。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ8
パスを抜けて谷を下りきると集落が出てくる。たいていの人はここで一泊し次の日にゴーキョーを目指すのだけど早く着いたのでそのまま次の街を目指すことに。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ9
この氷河直前でアホガイドが道に迷う。途中でトレースを外したのが自分はわかったので間違ってない?と確認をするも、大丈夫だ大丈夫だコッチからも行けるんだと聞く耳もたず、、、で、この時同じく迷っていたアメリカ人に会う。彼が地図を広げて考えてる所にこっちからでも行けるから大丈夫だとまた適当を。そして2人してついていくが道は見つからず、挙句ガイドのやることは思えない傾斜もキツく足場も悪い危険な道を提案してくる始末。アメリカ人と2人で激しく反対、自分は迷ったポイントがわかっていたので戻ることを指示し。アメリカ人は「アイツヤバいんじゃないの?」とボソッと。自分も「使いもんにならんのよ。」と。自分の境遇に同情をくれつつ2人で戻って写真の左側から氷河に下り問題なく進んでいった。写真の後ろには大きなポールが目印として刺さっており下りるポイントを示している。なぜプロを語ってこれに気づけないのか。。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ10
氷河上はトレースがきっちりあってアイスではなく砂利場になっている。ただ微妙なアップダウンがずっと続いて見た目とは裏腹に氷河を渡ってゴーキョに行くのに1〜2時間近くかかる。これが先ほどのクソガイディングでの時間のロスもあって凄いイライラ。ちなみにガイドは一定の標高になると登りでとても遅くなる。チョーラパス、そしてここも体力がなくなり自分よりはるかに遅いペースでノロノロ歩いてくる。荷物5キロくらいしか持ってないくせに。。とにかく突っ込みどころが多すぎる。

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From Chukun to Gokyo/チュクンからゴーキョーへ11
ということで扉写真にある湖畔の村ゴーキョーへ。とても美しい場所。またここからはチョーユーという8000m峰がよく見える。あちら中国側の山になっている。情報では特に技術はいらず登るだけの山ということなのでいつか登ってみたい山の1つ。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ1
ゴーキョーレイクに面した山とその鏡張り。聞けば魚は住んでないらしい。エベレストエリアは川沿いの村が結構多いんだけど川魚の料理は見たことないから標高の問題か食べられるような魚はいないのかもしれない。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ2
翌日は直ぐ真後ろにあるゴーキョーリーに登る。ゴーキョーリー頂上にて。ここもエベレストトレッキングの名所の1つ。周囲に高峰に囲まれてここの景色も美しい。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ3
チョーユーを眺めながら。登ってやりたいなーと。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ4
低地ではカラスなのだけど高地になるとカラスではなく一回り以上小さいこの鳥が沢山いる。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ5
ゴーキョー頂上直ぐ下にあるゴミ箱。世界一高所にあるグラフティ。な気が。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ6
ゴーキョーリーにクマのプーさんがやって来る。トレッカーみんな笑ってた。このフランス人はこのカッコで氷河も超えてきていた笑 ちなみにメインのバックパックも赤でプーカラーは崩してなかった。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ7
ゴーキョーリーに登った日はそのままゴーキョーに戻りまた宿泊。後日レンジョラパスを目指していく。ちなみに前日にネットを繋いでエージェンシーに社長その他スタッフに宛てガイドのコンプレイン。ここまでのクソエピソードを全部まとめて送信したら会社から電話がガイドにいったようで翌日の道中に自分に逆ギレ。此方も言い返し道中に喧嘩。標高5000mオーバーです。これ。息が切れて雑な英語になるので標高下がってから言えやアホと。更に逆ギレする私。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ8
そんなこんなでレンジョラパスへ到達。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ9
このレンジョラパス。チョーラパスをイメージしていたのだけど距離はチョーラより更に長い。特にパスを越えてから次の村に辿りつくまでチョーラはパス越えてからわりと短いのだけど此方はそこからかなり歩くので精神的にかなり長く感じた。しかし時間はあまり変わらずの5時間ちょっと越えたくらいで次の村に。昼飯を食べた後、更に二時間ちょっと歩いてハングモ?読み方はわからないけどそんな村まで進んだ。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ10
建立中のストゥーパに。右に人が作業してると思うが石を適当な大きさに砕いている様子。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ11
また別の場所では曼荼羅と仏陀を描いている現場に遭遇。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ12
ナムチェに戻ってくる。その街っぷりに感動。ここの宿はフリーWi-Fiにフリーチャージというエベレストトレッキングで最高レベルの宿。ナムチェはどこもWi-Fiで500ルピーは取られるのでオススメ。

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From Gokyo to Lukla/ゴーキョーからルクラへ13
翌日ついに通常のエベレストトレッキングスタート地点ルクラに帰ってくる。ここの宿で明日飛行機でカトマンズに戻るという人に沢山あって心が折れそうになりつつ。。。次のピーククライミングのスケジュール調整と、ここまで20日間、完全休養日は前々回のナムチェの一日だけだったのでもう一泊ここで泊まっていくことにした。

■Accommodations/安宿

--各村のロッジにて宿泊--

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