Mt Taranaki/タラナキ山 -Jan 2017-
■Note
北島の目的の1つタラナキ山へ。
富士山に似てるということで映画ラスト・サムライのロケ地にもなったとか、
登る側とは反対?南方面から見ると確かに富士山に似てなくもない、でも標高は2500メートルほど。
ちなみに登山について事前に何も調べたなかったのでなかなかドタバタなことになってしまったけど運良く全て結果オーライ。
トレッキングの途中で寄り道して登るっていうのはニュージーでちょいちょいやってきたけど
登山、として挑むのは何気にニュージーランド初。
荷物が日帰りなので軽い軽い、楽しく登山ができて大満足。
■How to get there
ワンガヌイから5台くらい乗り継いでヒッチハイク。
本当は別の大きな街に寄ってから行く予定が(大きな街ならシャトルバスとかあるのかな?と特に考えもせず。)ヒッチで乗せてくれたマオリのおっちゃんが麓の村から行くのが通例だというのでそのまま直行することに。エグモントで降ろしてもらう。
メインロードの沿いのEgmontエグモントからノースエグモントまで
登山客が多いとは聞いたけど昼過ぎに到着すると下山組みにすれ違うばかりで全く車が捕まらず大苦戦。最終的に付近まで仕事に行く途中という人についでだから上まで連れてくはということで運んでもらって助かった。
登山客のヒッチを目当てにするなら朝早い時間じゃないと苦戦すると思う。
■Mt Taranaki
時間: 麓のノースエグモントのビジターセンターから往復8時間くらいが通常とのこと。
が、ニュージーランドの時間設定は登りには激甘なのでトレッキング慣れしてるならかなり短縮できると思う。往復6時間半くらいだった。
※天気予報は晴れでも大抵の日が午後には曇ってしまう、ので遅くとも11時には頂上に着くスケジュールで出発するのがオススメ。ちなみに自分は6時半出発の10時着てな感じ。
装備: 頂上付近一部雪が残ってはいるけどアイゼンが必要なほどではなかった。ただ途中の砂利が鬱陶しいのでストックがあると登りやすいかと。あとは普通の登山と同じ感じで。
山小屋: ビジターセンターに山小屋があって前日泊して挑める。バンク式なので寝袋は必要。自分は今回これを利用。ただしハイシーズンは埋まりがちなので事前予約したほうが安全かと。ガスやフライパンは用意されてるので食料だけでOK。食料はビジターセンターには売ってない。チェックアウトは4時くらいまでには出てくれたらいいって事なので行って帰るには十分な時間がある。
■Photos
Mountain Accommodation/山小屋1
キャンプ場があるのかと思ったら小屋だけ。上記にも書いたけど夏場は埋まりがちらしいので予約しとくのが良さげ。自分はしてなかったけど。
Mountain Accommodation/山小屋2
グレートウォークレベルのハットを予想したら値段もそれよりするだけあって中々な設備。電源もあるので充電も可能。
Way to summit/頂上へ1
小屋にほぼ隣接する形でトレイルが始まる。始めは車も入っていけるような道。ちなみに早朝時は天気予報と違ってかなり曇っていて嫌な感じだった。
Way to summit/頂上へ2
全く見えていなかったタラナキ山がここにて見え始める。
Way to summit/頂上へ3
1時間ほど登ったところでパブリックトイレと山小屋を通り過ぎる。この小屋はパブリックなものではないようで入れない。水の補給ポイントは下の一箇所なので注意。
Way to summit/頂上へ4
上の山小屋を超えるといよいよ登山道ってな感じになってくる。写真は下山時に撮った。
Way to summit/頂上へ5
この登山で1番ムカつくエリア砂利地帯がここから暫く続く。この登山道は基本的に直登。
Way to summit/頂上へ6
上に進むに連れて足を取られやすくなって苛々。女の子がこの道so annoyだわって同じ感想を。アコンカグアもこうゆうエリアがあってくっそイライラしたのを思い出す、あっちは標高6200くらいで登場してくるのでだいぶマシだなーと思ったり。でも傾斜と砂利の深みだったらタラナキのほうがエグい。
Way to summit/頂上へ7
しかし後ろを振り向けば遠くに次なる目的地トンガリロナショナルパーク一帯とルアペフ山。イライラも吹き飛ぶ。
Way to summit/頂上へ8
砂利地帯を抜けると岩場になる。
Way to summit/頂上へ9
岩場で休憩を。単独峰でフラットな地形なので景色が面白い。
Way to summit/頂上へ10
岩場を抜けると残雪地帯に。ここを渡って右に見えてる岩場を登れば頂上になる。標高がもっと高いとこれが氷河になるんだろう。
Way to summit/頂上へ11
2518メートルの頂へ。これが何気に初めての2000メートル代の山に。いい経験になったかな。
Way to summit/頂上へ12
この山の面白いところが周りが綺麗に森で覆われているところ。富士山登ったことないからわからないけど上から樹海見るとこんな感じなのかな。
Going down/下山1
頂上で30分ほど滞在してちゃちゃっと下山。
Going down/下山2
登りが霧で見えなかった景色を楽しみつつ。
Going down/下山3
12時を回るとご覧の有様、山は完全に雲に包まれる。けど山以外はずっと晴天。このまま小屋に戻ってヒッチしてまたワンガヌイまで4時間くらいかかって戻って終了。登山帰りのヒッチ、これが何気にハードだった。
■Accommodations/安宿
North Egmont の小屋●My Rating
:☆☆☆
●Price
:25ドル
●Room
:バンク式
●Bathroom
:共用
●Wi-Fi
:無し
●Location
:登山道入り口付近
●Special Mention
:共用キッチン有り。
客の大半が夕方から夜9時過ぎくらいにやってくる?(自分の時はそんな感じ)で、次の日早いのに睡眠を邪魔されてちょっとムカつく。
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