■Prologue
正直前回の旅ブログの続きでよかったのだけど心機一転しここに綴っていきます。前回の約2年にわたる旅途中で急に目覚めてしまった山への憧れ。
本当はアフリカとか中東とか、まだまだ未知な世界を旅行していこうと思っていたけど
今回はそんな衝動を優先していこうと
旅の所信表明をここに。
(この旅が終わったときの備忘として)
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Melbourne/メルボルン
■Note
前回の旅を終えて一時帰国からの小休憩、2015年12月より旅資金を貯めるべくワーホリとしてやってくる。当初はファームでの仕事を考えていたけど話を聞くと当たり外れも多いらしく情報が今ひとつだった自分は情報収集も兼ねて『世界一住みやすい街』
とされるこの街に同じく世界ランク上位のバンクーバー時代の楽しかった思い出を重ねてやってきた。
約1年住んだ個人的な感想としては、、、ちょっと物足りない、刺激の薄い街だったなと。
人口が多すぎないとか、適度に洒落てるとか、都市レベルも治安も良好と、果物が安め、とかいい所も当然あるんだけど。同じ移民の国アメリカやカナダと比べるとエンターテイメント性が物足りなく退屈、生活は住宅費用が異常に高く(大体バンクーバーの倍くらい)んで1日の寒暖差が激しいのがまた不快(2〜3時間はあるんだけど1日を通して気持ちい日が存在しない)等等。。とりあえず色々思った上で何がどーして世界一なんだろうか?と、ことあるごとに頭をよぎる1年だった。
審査の方々には敬愛するアメリカのオースティンやポルトガルのポルトを是非世界一にレコメンしておきたいです。笑
閑話休題、で、こんなふうにぶつくさ言いながらもこの街にずっといたわけだけど。その理由は
『安定して稼げる仕事』
という最優先できる理由があったからでした。
これに関しては本当にメルボルンに感謝。本当にお世話になりました。
『いい仕事』が見つけられればではあるけど、「お金」という点を加味したら確かにこの街は世界一かもしれない。もちろんAUSの他の街ではもっと稼げるところもあるだろうけど都市生活レベルを高水準で維持しての収入と考えればメルボルンが一番だと思うし、経済の面だけで見たらオースティンにもポルトにはこれはできないことだ思う。(これが世界一の理由だった?)
ということで
この1年をメルボルンライフ=ワーキンライフという形で終わりを迎えました。
仕事だけで大して遊びもしなかったし友達もさして増えなかったことは残念だったけど、、、
目的は達成したので良しとしておこう。
■Photos
Great Ocean Road Tour-Twelve Apostle ⑴
メルボルンから車で3〜4時間ほどのとこにある海岸沿いに広がる景勝地でメルボルン近郊では1番有名な観光地。ここは中でも一番有名な「12人の使徒」と日本語で呼ばれてる岩群。
Great Ocean Road Tour-Twelve Apostle ⑵
別アングル。晴れ間に行けたので素晴らしい景色が堪能できた。ツアーか個人で車で行くのが通例で中国系のツアー会社で申し込むと破格で行けるみたい、行った時は仕事先の同僚に任せてたから地元の会社のだったけど。
Surf Culture
オーストラリアはサーフィンが盛んな国。中でもメルボルンから100キロほど離れたところにあるTorquay(トーキー)は聖地の一つでいろんなサーフブランドの本店だったりアウトレットだったりがある。仕事終わりにパイセンにトーキーまで連れてってもらいサーフィンをするのが習慣になっていた。ボードの長さは短くなっていったけど運動オンチな自分は半年近くやってもスープ(白波の状態)で立てるくらい。。登山とは大違いで入門者に厳しいスポーツ。
Wall Art
メルボルンはグラフテティが豊富な街。画を中心に散歩すると街並みは中々楽しい。最初にここに来て町並みとこの画たちを見て思ったことは白人の国だけど欧米ではなく南米に近いなと。
Australian Open Tennis/全豪オープン
毎年メルボルンで開かれる全豪オープン。一度見たいと思っていたものが見れたのは正直感動。錦織戦を生で見れたのは特に。音楽のフェスティバルというものは日本で世界でたくさん体験してきたけどスポーツのお祭りというものは初めてだったし、ただ試合を観るというものではなく写真のようなTICKETなしでも観覧できるスペースがあったりお金をかけずに楽しめる要素があったのは嬉しかった。思えばメルボルンライフのハイライトはまさにこの頃だったかも。
■One Song
-Toe/Goodbye-
耳に入る音と曲名で勘違いしがちだけど
こんな詩で始まるように
There is no one can understand me
Truly I do not go out and I will keep silence
Everyone is mania in general
You don't have to know others
所謂お別れって意味ではなく複雑・内向的な心の曲。
ただその暗く沈んだ心の奥底、葛藤には言葉にはできない激情があると、
柏倉先生の手数あるドラムで感じ取るという一曲。(と、勝手に解釈 笑)
メルボルンを後にするとなったとき、心情的になんとなくこの曲が頭をよぎったので選んでみた。
でも文章ではシンプルに。
Goodbye Melbourne.
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