Kepler track/ケプラートラック -Dec 2016-
■Note
先にクイーンズタウンに寄っていたけど特に何もしたわけではなく、というかまた行くので
まずは此方の記事から、
クイーンズタウンを更に南下したフィヨルドランド国立公園に面した街、ティアナへやってくる。
目的はタイトルにあるケプラートラックをトレッキングすることと、
別記事にするけどニュージー御自慢の景勝地ミルフォードサウンドを見ること。
とりあえず街に着いてキャンプサイトの予約の現状やビジターセンターで天気予報を見に行くかと思い行ってみると
当初考えていた予定の日の2泊3日は
強風、雨、雨と最悪な天気が続く模様。。。
天気が回復するのは早くとも3日後、迷ったけどキャンプサイトの空きもあったし最善はその日に出ることだったので前倒し緊急スタート。
スーパーに駆け込み食料調達、まさかの夕方5時出発となった今回のトレッキング。バタバタでどーなることかと思ったけど
無駄に食料持って重かったってくらいで予報ほど悪化もせず天候にも恵まれ結果大満足なトレッキングになった。
スケールの違う今まで見たことない原始の森、広大な三溪、湖、固有の動植物、
これらが3日間に凝縮されたトレイルはニュージーに九つあるグレートウォークの一つの名に相応しいトレイルだったなと。
■How to get there
ティアナの街からスタート地点まで約1時間ほど湖畔沿いを歩いてトレッキング開始。
■Great Walks
上でも触れたけどニュージーランド全土に9つ点在している国認定のトレッキングルートで挑むにあたって人数制限がされており事前予約が必要なトレイルになっている。
・予約の重要性
人気に偏りが凄まじく、1番の人気を誇るミルフォードトラックは世界中から予約が来て一年前くらいから埋まってしまったり2番目のルートバーントラックもクリスマス前後とかのハイシーズンならば2、3ヶ月前には予約しておく必要があったり
んが、他は前日、当日でも予約が取れるトレイルが多いのも事実。
なのでどこに行くかによるかと。
でもテントがない人とかハット(山小屋)に泊まりたい人はハイシーズンは埋まりがちなので事前予約したほうが無難。またテント泊のみだとトレイルによっては日数が減って歩く量も増える(キャンプサイトがハットより少ないケースあり)ので体力ない人は大変かもしれないので注意。
※自信ない人は事前に日程、コースも調べておいたほうがよいかと。
公式の日本語版、超絶わかりやすいですコレ。
・お値段
トレイルによって山小屋もテントサイトも値段はバラバラ、人気なとこは高め?
・予約先
■Kepler track
日数: 3泊4日or2泊3日 テント泊のみだと後者(20キロ超の日が2日出来るので弱い人は注意。)
全長: 62キロ
予約: テントのみなら当日でもオッケーだった。
虫: 各キャンプ地にアホみたいにブヨの一種の小蝿がいて刺されまくるので虫除け必須。時間差でめっちゃ痒くなる。
水: 各キャンプ地山小屋で補給可
トイレ: 各キャンプ地山小屋と、他でもあったりするので野ション等は控えましょう。
装備: 山行く基本的装備で。雨降ると途端に寒くなるので注意。
コースタイプ: ループタイプ
※今回のトラックは全て歩いたわけではないです。何が違うかというと、テントオンリーと、ハットを利用する人ではスタート地点にズレがあって、天気の都合があったので出発を急遽前倒しての夕方出発した関係上、スタート地点が街から近いハットを利用する人用のポイントから行きました。
だからどーってわけでもないけど、いちよ。
■Photos
Kepler track/ケプラートラックDay1-1
ビジターセンターから1時間ほど歩き、コントロールゲートと呼ばれるトラックの入り口を目指す。写真はトラックに入った直後くらいのところだったと思う。5時を過ぎてるけど日が長いのでまだ全然明るい。
Kepler track/ケプラートラックDay1-2
まずこのトレイルで驚くのは森が半端なく綺麗だということ。
Kepler track/ケプラートラックDay1-3
そして、そんなエリアを抜けるとシダで覆われた森林地帯に入り更に度肝を抜く。これでも世界の森を見てきてるけどこんなのは初めてだったので大興奮。
Kepler track/ケプラートラックDay1-4
出発から2時間程でキャンプサイトに到着する。本来は更に奥地からの出発でプラス3時間弱のトレイルがあるのだけど、まずそこに向かうのにビジターセンターから十数キロ離れていてヒッチしか方法がないのと、行ってたら日が暮れるってことでパスしたのでした。写真は日程が同じで一緒に行動することとなったシャーマンボーイのテント。よくこんな所に張るわ。
Kepler track/ケプラートラックDay2-1
2日目は移動がタフなことが見込まれるので6時起き7時出発で。美しい朝の画。
ちなみにこのキャンプサイトで猛烈にサンドフライと呼ばれるクソカス蝿に大量に襲われる、主にテント設営時。ぶっちゃけ蚊のように刺されても直ぐ痒くならないし、ぶっ叩いても血もでないのであーこれわそんなビビらんでもいいかな?と油断したのが致命に。翌々日以降、約1週間は痒さにやられるし痕残るし、もう最悪な奴ら。ベネズエラのプリプリという吸血蝿、世界最カス虫を思い出させられました。
Kepler track/ケプラートラックDay2-2
2日目は山越え含む24キロの道のり。引き続き綺麗な森の中を進むが、登り坂が続く。
Kepler track/ケプラートラックDay2-3
段々険しい感じに。
Kepler track/ケプラートラックDay2-4
森林限界を超えたところで一気に視界が開ける。風がかなり強い。それもそのはず天気予報では風速80〜100キロ/hの日で台風に近しい感じ。んでこれが明日には雨も降ってくるっていうんだから山越えは厳しく前倒しで正解だったなーと。
ちなみに本トラックではこの写真が何となく1番のお気に入り。何となく。
Kepler track/ケプラートラックDay2-5
暫く進むとハットが出てくる。これが自分のスタート地点であれば本来の初日の宿になる場所。ここまで多分3時間もかかってないくらいだったかな?思ったより巻いてるペースだったので小休憩と水補給。更に近くに洞窟があるというのでそれも軽く探検して、次へ進む。洞窟はショボいので写真は割愛。
Kepler track/ケプラートラックDay2-6
強風すぎ。
Kepler track/ケプラートラックDay2-7
Mt Luxmoreというコース上から10分ほどで頂上に出れる山があるので登る。凄まじい強風だった。
Kepler track/ケプラートラックDay2-8
Kepler track/ケプラートラックDay2-9
道中にはネズミとか外来生物を駆除する罠が沢山ある。
Kepler track/ケプラートラックDay2-10
Keaケアと呼ばれる山岳オウム、山の妖精というのか、飛ばずにチョコチョコ近づいてくる可愛い奴。特に2匹とかになると揃って軒下に入ったり出たりクルクル動き回ってる姿は小さいトトロ的な感じで癒し。しかし実態は悪戯好きとして有名でトレッカーのサングラスだったり持ち運べるものは何でも持ち去ってしまう迷惑な奴という扱いらしい。ますます妖精っぽい。
Kepler track/ケプラートラックDay2-11
山を登った後はひたすら稜線を歩き続ける感じに。標高も上がらなくなるので比較的に楽になる。
Kepler track/ケプラートラックDay2-12
そしてやってくる絶景を撮る。強風で煽られている図。
Kepler track/ケプラートラックDay2-13
前日の蝿の被害が僕以上に凄まじかったジャーマン部隊。早く着きすぎるから遅く行こうぜ、という提案でここまで休憩たっぷりしながら来たので4時半くらいの到着。設営を。ここもクソカス蝿は大量。
Kepler track/ケプラートラックDay3-1
夜から雨が降り出し朝は土砂降り。今日も22キロくらい歩くので一同萎えているシーン。
Kepler track/ケプラートラックDay3-2
しかし奇跡というか1日雨の予報が途中から雨が止む。レインウェアをしまう我々。
Kepler track/ケプラートラックDay3-3
直ぐ近くにいるのに動かない小鳥
Kepler track/ケプラートラックDay3-4
Kepler track/ケプラートラックDay3-5
ループのトラックなので景色も初日に似てくる。相変わらず凄いシダ。
Kepler track/ケプラートラックDay3-6
シダで溢れる。
Kepler track/ケプラートラックDay3-7
最後は湖畔沿いまで戻ってくる。
Kepler track/ケプラートラックDay3-8
レインボーリーチという地点、橋を渡って終了。帰りはヒッチでいこうと思ったけどスティンクすぎる自分の状態を思い、シャトルバスで街まで。13ドル?とかだったはず。とりあえず楽しかった。
■Accommodations/安宿
Lakeview Kiwi Holiday park & Motels●My Rating
:☆☆☆
●Price
:25ドル
●Room
:テント泊
●Bathroom
:共用、シャワー
●Wi-Fi
:有り
●Location
:ビジターセンターを超えて更に湖畔沿いの道を進んだとこ。
●Special Mention
:共用キッチン有り。コインランドリー。各種ツアー手配。
キャンプサイトにしてはWi-Fi無制限、無料なのは有難いが夜など人の多い時間は繋がりにくい。
荷物預かり10ドル。これには高すぎてブチギレそうになったけどノーチョイスだったので仕方なく。
CLICK ME!!!
コメント
コメントを投稿