Annapurna Circuit Trekking/アンナプルナサーキットトレッキング-1 -May 2017-
■Note
エベレストトレッキングを終え、カトマンズで療養をしながらインドビザの手配をしたり日本食を食べたりダラダラ10日ほどゆっくり休憩を経て、次なるトレッキングであるアンナプルナに挑戦。
カトマンズからポカラに移動し、情報をサクッと集めて早速開始。
今回は個人で挑む、つもりだったのだけどトレッキング開始の村に行く途中で一緒になった
アメリカ人ボーイ、イギリス人ガール、ドイツ人ボーイ、ブラジル人ガール、と私日本人
というチームでトレッキングに挑戦することに。
正直歩くスピードとかスケジュールとか自分で決めて自由にやりたかったのだけど
これはこれで楽しく道中は和気藹々。写真も景色以外で撮ることもたくさんあっていい思い出になった。
今回も日数がかかるので幾つかに記事を分けていきます。
先ずはこんな行程で。
Day1: ポカラ→《ジープ》→ダラパニ1862m
Day2: ダラパニ1862m→シャメ2670m
Day3: シャメ2670m→アッパーピサン3300m
Day4: アッパーピサン3300m→ムンジー3400m
■How to get there
ポカラからベシハサールまでバスで4時間、500ルピー
ベシハサールからジープで当初はシャメまで行く予定が途中で壊れダラパニまでに。
荷台が1800ルピー、車内が2000ルピーにて。5時間ほど。
■アンナプルナサーキットトレッキング概要
エベレストトレッキングともう1つネパールを代表するアンナプルナトレッキング。
大きく分けて2つありアンナプルナレンジ一帯を一周するサーキットトレッキングとその山域に深く入って戻ってくるアンナプルナベースキャンプトレッキングとがある。今回は前者。
・難易度
比較的簡単。トレイルはしっかりしており道に迷うことはない。トレッキングに慣れていない人でも十分可能かと思われる。最高5400mまで上がるとはいえエベレストトレッキングと違い標高4,000を超えるような場所での宿泊は全体を通して数日しかない。順応さえ済んでしまえば身体の負荷はそんなにかからない。ABC(アンナプルナベースキャンプ)のほうが標高も低く更に簡単らしい。
・日数
14日〜25日くらい
サーキットトレッキングのくせに実際に一周することがなく、バスとジープで行きと帰りを三分の一以上進むことができてしまうので、そのさじ加減で大きく日程が変わる。ツーリストの平均は18日くらいだと思う。
・宿泊、飲食
エベレストトレッキング同様、各村にロッジがありそこで飲食、宿泊が可能。エベレスト側を先に知っていると天国。大抵の宿がフリーWi-Fi、ホットシャワー、フリーチャージ、宿泊費も無料(事前の交渉がいる。)なことが多い。ただこちらも夜は冷える場所が多いので寝袋はあったほうがよい。
・費用
飲食宿泊込みで、贅沢をしても1日2000ルピー以下に落ち着くと思う。使うお金は同じくらいだけど無料で使える宿のファシリティのことを考えるとエベレストと比べると圧倒的に安く感じる。
■Photos
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay1-1
ベシハサールよりジープでシャメを目指す。一台18000ルピーで行くと話だったので人数を確定させようと自分で色んな奴に話しかけ交渉を進める間に人数確定する前にブラジル人の女の子が勝手に話を取りまとめ車内2000、荷台1800ルピーとすると。で挙句12人になったので中々無駄な出費を。。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay1-2
道中、だんだん景色がいい感じになりつつありシャメまで行ってしまうことが勿体無く感じ始めていたところでジープのサスペンションが壊れ、ダラパニという村でストップ。明日朝に修理を呼んでなんとかするからという話だったが当然翌日には間に合わずシャメまで16キロほど歩いていくことに。個人的には上述の通りだったのでお金の面を除けばまーいいかなっという感じだった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay2-1
ちなみにここはマナスルトレッキングに向かう分岐点にもなっているらしく、谷間から翌日朝はマナスルが見えるような素晴らしい場所だった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay2-2
マナスル方面には大麻のファームが沢山あるんだとエベレスト側で知り合ったガイドが話していたけど事実この辺りは普通に路肩に小ぶりなサイズが大半だけど野草として沢山群生していた。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay2-3
ジープ道路に表れる滝。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay2-4
道中で出会う可愛い地元の子供達。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay2-5
シャメまでの道は全てジープ道路というわけではなく所々トレッキングルートとして道が分けられていたりしていて聞かされていたほどそんなに不満な道ではなかった、というか長閑でいいコースだった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay3-1
シャメからアッパーピサンを目指し行動開始。シャメには温泉もあるようでちょっと浴びたかったのだけど時間があまりなかったので後半に控える別の村までお預けに。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay3-2
村にいる鶏。エベレスト側ではメニューに肉がない場所もあったりするほどレアだったり高い存在であるお肉。アンナプルナ側ではどこでも肉を食べられるのがありがたい。ちなみに山の鶏はブロイラーじゃなく、しかも筋肉が多いんだろう、肉が硬いことが多くてそんなに美味しくない。環境とか食のことを色々言う人はいるけど僕はブロイラーは安くて普通に美味しいと思う。食用に育てられた地鶏には負けるだろうけど。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay3-3
シャメから歩いていくと途中で大きな林檎畑の側を通る。その途中にある休憩茶屋はマスト休憩ポイント。そこで飲めるフレッシュアップルジュースはトレッキングには嬉しいエネルギードリンク。100ルピーと手ごろな値段なのも嬉しい。これ以降でもアップルジュースは飲める場所はあるけどここほど安い場所はなかった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay3-4
掘削して作ったであろう崖のジープロード。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay3-5
アッパーピサンまでの道ははっきり「登る」といった箇所は森の中の道だけで基本は緩やかな道で距離はちょっと長めだけど楽な道が続く。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-1
アッパーピサンの早朝、早起きしてサンライズ見ようということで。宿からアンナプルナⅡの絶景を拝む。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-2
ズーム。ちなみにネパール来るまで知らなかったのだけどアンナプルナは全部で4座あり大きい順に1〜4まで数が振られている。他にもアンナプルナファングとか名付けられてる山もあったり数が多い。これは7937mの高峰。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-3
こんな感じで宿の廊下から上の写真の情景を見られる。朝日は本当にオススメ。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-4
宿の猫に癒されつつその誘惑を断ち切り先に進んで行く。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-5
アッパーピサンから進むとジープロードとは離れたトレッキングルートになっていき綺麗な景色を堪能できる。一方ジープロードからのほうが直線で短く高低差もないのだけど道がつまらない。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-6
景色は綺麗だけど標高は一時3800近くまで上がるので順応ができていない面々はかなり苦しそうだった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-7
道中に出てくるピサンピーク、6000ほどの高峰。アンナプルナエリアではわりと簡単と言われていたので候補にしていたけどやはりパーミット代など新たに高額な費用を払う気になれず今回はトレッキングだけに。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-8
途中村で休憩先を探してるとアップルパイ100ルピーだよと勧誘してくるおばーちゃん。悪くないねということでその誘いにのりアップルパイをいただく。美味し。後から聞いたら沢山のトレッカーがこの誘いを受けていて笑った。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-9
途中幾つかのビューポイントを通って進んでいく。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-10
内部の装飾も美しい。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay4-11
本当はマナンまで進む予定だったのだけどメンバーのスピード、体力面に問題を感じたので急遽1つ手前のムンジーという村で宿泊することにした。マナンにも近いし標高はさほど変わらないので問題ないだろうという判断。この辺りからメンバ内では1番経験を持ってるということでスケジュールとか色々仕切ってくれよと。んがその癖、皆んな勝手気儘なので国外のガイドの難しさを肌身で痛感。でもいい経験だったか、、な? 写真はムンジー近くの山肌。山の削られ具合が厳ついので写真に。
続きは。
■Accommodations/安宿
各村のロッジにて。
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