Annapurna Circuit Trekking/アンナプルナサーキットトレッキング-3 -May 2017-
■Note
の続き
今回はアンナプルナサーキットとしてはサイドトリップであったティリチョレイクから本ルートへ戻りヤクカルカからこのトレッキングコースの最高地、最難関となるトロンラパスを目指していく。
標高はあるけどエベレスト側のパス越えに比べたら楽なもので順応さえできていれば何の事はないと思う。でもその景色はエベレストのパスより綺麗だった。と言うのもエベレスト側のパスは山の中の文字通りパスというか、山の隙間ってな感じだったけどトロンラパスはパスと言うにはあまりにその幅は広くまた真後ろにトロンピークという6000峰が控えてるのでその迫力は圧巻だった。
ちなみに当初は他メンバーの順応具合など心配していたけどそれもティリチョレイクに行っていたことで順応ができていたようでメンバー全員快活に最高地点に到達。初めて雪を触り、降雪を体験したナターリアはパスで感極まってちょっと泣いていたのもいい思い出。
集団ならではで細々イライラすることはあったけど笑 何だかんだ楽しく最後まで進むことができたアンナプルナサーキット。いつも通り自然に感謝をしつつ一緒に歩いた仲間にもお礼を言いたい。日本帰ってもグループで数日間こんなトレッキングもやってみたいなーと。
できるのかな?笑
さて今回は以下行程で。
Day10: ヤクカルカ3950m→トロンハイキャンプ4900m
Day11: トロンハイキャンプ4900m→トロンラパス5416m→ムクティナート3750m
Day12: ムクティナート3750m
Day13: ムクティナート3750m→カグベニ→2900m
Day14: カグベニ2900m→マルファ2600m
Day15: マルファ2600m→《バス》→タトパニ1150m
Day16: タトパニ1150m
Day17: タトパニ1150m→《バス》→ポカラ850m
■How to get there
引き続き歩く。
■Photos
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay10-1
ヤクカルカを出発。シャメの村から毎朝出発前にグループフォトを撮るのが一種のセレモニーのようになっていた。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay10-2
ヤクカルカという名前はヤクが多いからなのか?付近ではヤクの放牧もちらほら見かけた。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay10-3
昼前にトロンペディと呼ばれる村に到着する。パス越えをする際にこの村で一泊するか、ここから300mほど上がったハイキャンプで一泊するかの二択がトレッカーに与えられる。ここにステイするメリットはハイキャンプに比べて安いこと。メンバーは次の日を楽したいということだったので上を目指すことにした。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay10-4
1時間弱で程なくハイキャンプに到着。ここは一軒しか宿がないので埋まってしまうんじゃないかと不安になる人もいるけどここのキャパは150人入るらしいので気にせず上にあがって来ていいと思う。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-1
そしてハイキャンプに泊まる最大のメリットは宿の奥にある丘に登ると全景が見渡せるということ。そこからの朝日がまた素晴らしいということ。なのだけど出発当日はご覧の有様。いきなりテンションが落ちるのでした。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-2
朝から霧が出ていたりと正直エベレスト側だったら見送りたい天気模様だったけど周りはみんな進むようだったのでこちらも出発。確かに道中を見ると写真のようなサインが一定の間隔に置いてあり少々の悪天候でも問題ないようだった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-3
ハイキャンプから先はそんなに急登するような道はなくゆっくりと標高を上げていく。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-4
霧は若干の回復を見せてくれ、いい感じの景色を演出してくれる。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-5
ということでトロンラパスに到達。ここがいい場所なんだとネパール人に連れられ、少しパスを上にあがったところで一枚。後ろにトロンピークが控える。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-6
全員揃ったところで記念の一枚を。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay11-7
パスを抜けた後は一気に富士山レベルまで標高を下げ、ムクティナートに滞在をする。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay12-1
このムクティナート、ここにはネパール最高の食事を提供してくれる宿、ホテルボブマーリーがトレッカーの中では有名。シェフはシドニーで修行経験もあり提供してくる一品一品の盛付けもウェスタンスタイル。我々も当然の宿泊、まずこのフレッシュライムジュースを一杯。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay12-2
そして僕的至高の逸品がこのヤクバーガー。今まで食べて来たバーガー、ニューヨークの銘店達を含めても十分に争えるレベル。ヤクという野性味あるパティにヤクチーズを挟んだシンプルなこの逸品。最高でした。美味すぎたので我々はここの宿に2日宿泊してしまいました。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay12-3
ムクティナートそのものも素晴らしく、毎朝はすぐ真後ろに8000峰であるダウラギリの迫力が。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay12-4
また村の外れにはヒンドゥー教では有名な寺があるらしく毎日インドか巡礼者が沢山来ていた。写真の場所は水に打たれながら歩く巡礼ポイント。これをフランス人が試してみたらあまりの冷たさで脳が真っ白になれる。凄い瞑想効果だと言っていた笑。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-1
ホテルボブマーリーを去る前にみんなで一枚。フランス人二人組は実はティリチョレイクから行程がほぼ同じですっかり仲良く。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-2
本来はここから一応のトレッキングの終点地であるジョムソンに直接向かうのではなくカグベニと呼ばれる小さな村へ向かう。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-3
カグベニに向かう途中で立ち寄った小さな村のお寺の入口。男性と女性の像が。両方とも性器付きの像になっているのだけど両方とも作りが荒いくせに毛の装飾まであったので笑った。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-4
カグベニに向かう道はジープロードではあるけどこちらの通りは一台もすれ違うことはなかった。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-5
カグベニに到着。山間の川沿いにある村。突然表れる緑にオアシスのような感を受ける。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-6
事前に聞かさせれいたヤクドナルド。ヤクバーガーが有名ということで立ち寄ってみた。お客様は神様理論は日本だけじゃなかったようだ。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-7
ということでヤクバーガーを頂く。美味かった、がボブマーリーのヤクバーガーに軍配かな。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay13-8
カグベニの牛と子犬の対面。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-1
カグベニからジョムソンを経由しマルファを目指す。後ろには凄まじい岩壁。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-2
ジョムソンに到着。チベタン?なのかガチガチなドレッドのモンク風な格好をしていた奴がいたので一枚。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-3
ジョムソンから見えるニルギリが厳つくそしてカッコいい。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-4
ジョムソンから1時間ほど、マルファに到着する。このトレッキング屈指のお気に入りの村になった。いい景観。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-5
村の中の路地もいい雰囲気。南米のコロニアル建築を少し思い出す造り。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-6
お寺があったので訪問すると沢山のチベタン小僧達。カメラを取らせてほしいとせがむのでみんなで渡してあげるとバシバシ写真を撮る。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-7
マルファの凛々しい子供。ちなみにマルファはリンゴの名産地でもありここで作られてるリンゴのブランデーはすっきりした甘さで美味しいのでオススメ。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay14-8
そしてこの日がトレッキングとしては最終日。みんなでビールで乾杯、自分が買ったリンゴのブランデーも混ぜて飲んで、煙を吸ってみんなアホになる。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay15-1
バスでマルファから温泉の地タトパニへ。バスの車窓からアンナプルナIを拝む。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay15-2
タトパニから見える景色が本当に最高だった。見えてる山は恐らくニルギリだと思うけどいつか登ってやりたい。
Annapurna Circuit Track/アンナプルナサーキットトラックDay16
翌日もタトパニの温泉で朝からゆっくり旅の疲れを癒す。温度も日本人好みでなかなか素晴らしかった。
2日滞在後またバスに乗りポカラまで戻りアンナプルナサーキットトレッキングを終了。
改めて思うけど、景色も人も食も最高で楽しいトレッキングだった。
■Accommodations/安宿
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