Friendship Peak/フレンドシップピーク

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Friendship Peak/レンドシップピーク -Jun 2017-


■Note

インド第一弾の登山、フレンドシップピークへ。

当初、と言うかマナリーに来るまでターゲットは別の山だったのだけど地元のエージェンシーに山の情報を聞いていた所、壁に貼り付けられていたサミットの写真があまりに素晴らしく予定変更。

今回はモンスーンが到来しての登山。難易度は比較的簡単とされていて大きなクレバスやFixロープなどもなく足だけで登れる山、と言うことだったけど。シーズンの影響で深い雪、雨、雷雨と色々苦しめられ予想以上に厳しい登山になってしまった。

結果として今回は無事登頂できたけども天気が悪く山頂での素晴らしい景色も堪能できなかったし、モンスーン時の登山は次回からやめておこうと戒めを。

それでも今回完全な単独登山だったので貴重な体験ができたこと。特に精神面で一つの壁は越えられたかなとは思う。

■How to get there

登山開始の村、Solang Vallyへ
毎朝8時、ニューマナリーのバスターミナル内、ではなく「バスが出入りする所」前の道に停車する。22ルピー、1時間ほど。

※ハイシーズンの影響だったかバスは始発でないこともあってすし詰になる。1人なら荷物あっても後ろに乗せられる可能性はあるけど複数人の場合はかなり難しいと思うのでタクシーを検討したほうがいいかも。但し距離のわりにクソ高く800ルピーとかするらしい。距離は13キロくらいなのに。 。

■Friendship Peak Climbing概要

標高: 5289m
日数: 4泊5日〜
ベストシーズン: 5月〜6月初旬、これを過ぎるとモンスーンになり今回の自分みたいに悲惨になる笑
難易度: テクニカルな要素なし、高地の経験、雪山と縦走経験があれば個人でも可能
装備: アックス、クラムポンなど雪山の基本装備で問題なし。ハーネスやロープ、ヘルメットはツアー組は用意していたけど必要はないと思う
※マナリーにてアックス、クラムポンなど装備のレンタルが可能。ガス缶もそこで買える。
パーミット: 厳密には必要ではあるが誰もチェックはしないということ。エージェンシー曰く。そして実際そうだった。
リージョンオフィサー: 上に同じく。現場で会っても何も言われない。ツアー参加者は彼らを利用するので費用が含まれるよう。
ガイド: マナリーでアテンドも可能。1日2000ルピーくらいから?条件はまちまち。
水: 各キャンプ地で取得可能。ただしベースキャンプ以降は煮沸もしくは浄化剤が必要。ABCは少し濁り気味の水に。C1は氷河を溶かして水を作ることになる。

行程: 
Day1: マナリー2050m→(バスorタクシー)→ソーランバリー2560m→BCベースキャンプ(Bakkarthatch)3351m
Day2: BC→ABCアドバンスベースキャンプ(Lady Leg)3844m
Day3: ABC→C1 4300m
Day4: C1→サミット5289m→C1→ABC
Day5: ABC→ソーランバリー→(バスorタクシー)→マナリー

■Photos


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Day0 Prep for expedition/登山準備1
オールドマナリーからニューマナリーに向かう途中にある本屋兼、レンタルショップ。オールドマナリー側に近い。一通りのギアはレンタル可能でガス缶も購入できる。地図を購入し、アックスをレンタル、1日80ルピー。借りたその日は加算されないので行く前日に借りるので問題なし。

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Day0 Prep for expedition/登山準備2
インドの地図はネパールと違ってコースもほとんど書いてないし等高線もないし情報が薄い。今回も同様。ネットで山の行き方を調べ書き込んだり、アプリにマークを付けて事前準備をした。

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Day1 way to BC/ベースキャンプへ1
ソーランバリーに到着し、先ずはデュンデイと呼ばれる村を目指し車道を2時間ほど歩く。車道ではあるけどここを車で通過するにはパーミットが必要なようでバスはない。一部ツアーだと許可を取得して道の終わりであるデュンデイまで来るようだった。写真をどーいうわけか撮り忘れてたのでデュンデイの写真を。

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Day1 way to BC/ベースキャンプへ2
上の写真にもあるようにデュンデイ以降、ベースキャンプまでのトレイルには青矢印がある。そして写真の川の渡渉ポイント。自分はこれを見て凄い嫌な予感がしていて案の定帰りは大雨により川は増水、石が流されるか水に浸かってしまって別の渡渉ポイントを探すはめに。

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Day1 way to BC/ベースキャンプへ3
もう一つ川を越えた所で緩やかではあるけど標高を徐々に上げていくコースになる。曇っていたけど薄っすら見える山を見て晴れていたらここは素晴らしいトレイルだっただろうなと。

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Day1 way to BC/ベースキャンプへ4
上の緩やかな道を登りきると視界が一気に開けそこにベースキャンプが見える。正直ここまで大きなキャンプ地だとは思っていなかったので驚きだった。ここは登山客だけではなくトレッカーも通ってくる場所なので規模が大きいよう。この時は全員ツアートレッカーのインド人だけで1人で、しかも登りに来ていた自分に皆驚いたようで晩ご飯やら色々振る舞われたり、感謝。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ1
昨晩は雷雨でどーなることかと思った天候だったけど朝には雨は止んでくれていた。が、完全回復とはいかずガスったり曇りがちな感じ。コースはまずはトレッキングコースだけの人にとってのゴール地点、ベースクンドゥと呼ばれる滝の方面に向かっていく。ベースキャンプから暫く進むと写真のような岩石帯になる。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ2
ガスがどんどん濃くなる道中。方向がわかりづらくなる所だけど置石も少ないけどあるので迷わずに進める。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ3
岩石帯を進みきると更に開けた場所に出る。ここが2日目で1番苦戦。というのも写真手前の川を渡る際に浅い場所はあるので単に靴を脱いで渡ってしまえばよかったのに、石で渡れる場所があるもんだと思い込んで探し回ってやたら時間を使ってしまうミスを犯す。ちなみにここで初めて自分はベースクンドゥというものが滝なことを理解。ちなみにベースはマナリーまで続いてるベースリバーのベースでこのトレイルは実はその川の上流がコースに。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ4
川を渡り先に進みここで一つ迷う。というのもアドバンスベースキャンプの場所は右側のリッジを越えた先にある、ということを知っていたが越えられる所がないように見えたから。そしてトレースらしきものがあると思っていたらそれも見つからなかった。写真の範囲で強引に通るとは思えず奥の氷河のほうまでリッジに取り付き上を見ながら登りようやく発見。写真でいうところだと奥の出っ張った岩の裏側あたりに細いパスがある。ちなみパスに近づいて行くとトレースを発見。これがこの平野の何処から伸びてるかわからないけど道はあるようではあった。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ5
ほんとによくできてると思えるような岩と岩の細いパスをすり抜けた先にキャンプ地がお目見え。ここまで不安だっただけにこの時は凄い感動。叫びました。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ6
ちなみにこの苦戦したキャンプ地、ここからベースキャンプが見える。実は自分が通った方法以外にも行き方があってベースキャンプ横に流れる川を渡りそのまま登り続ければアドバンスベースキャンプにたどり着くという。しかもトレースもあるので迷うことはほぼなしな道。が、その横を流れる川が難敵で流れが非常に強く水量も多くて危険。なので状態次第でこの道を通るんだと思う。

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Day2 way to ABC/アドバンスベースキャンプへ7
アドバンスベースキャンプの夕景はまた美しく気合が入る。

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Day3 way to C1/C1へ1
3日目、この日も朝方に雨が降り朝から曇天。ABCから出発する一団。彼女達はインドの女学生18人のチームで軍人の登山ガイド数人、ドクター、ポーターなどかなり大きなグループ。聞けばフレンドシップピーク近くの別の5000m峰に登るのだとか。出発前に掛け声をしながら「イエッサー!」とか叫んでたから軍人の学校なの?と聞いたけど違うということ。しかし何の学校かわからないけど行事で5000登るって冷静に考えて凄い。

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Day3 way to C1/C1へ2
ここABCではもう一つグループに会って、彼らは自分と同じ日程でフレンドシップピークに登るんだという話。ガイドも2人ついていてC1の場所をどの辺りにしたらよいかわかってなかったので彼らと次のキャンプ地まで共に行動することに。

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Day3 way to C1/C1へ3
しかし出発しようという時にまた雨が。結局止むのを待って午後に出発。2時間ほど登りC1へたどり着く。記念に一枚。

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Day3 way to C1/C1へ4
水場はないので氷河を掘って綺麗な氷を溶かして水を用意していく。

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Day3 way to C1/C1へ5
晩御飯も食べひと息ついていた午後6時過ぎ、それまで曇っていたものが一気に晴れる。ここでようやくじっくりとフレンドシップピークとご対面。コースを確認。雪崩の形跡が確認できたので少しビビる。

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Day3 way to C1/C1へ6
そして後ろを振り向けばこれまでずっと雲で覆われていた山脈の一大パノラマが。1番右の大きな山がハヌマンティバと呼ばれる5860mマナリー周辺でインドラサンと並ぶ名峰で難度も高い山。この景色にはかなり痺れた。

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Day3 way to C1/C1へ7
キャンプ地はこんな感じ。思い返すと氷上雪上のテント泊はこのテントでは初めて。

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Day3 way to C1/C1へ8
せっかく他の人もいるので写真を撮ってもらう。

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Day3 way to C1/C1へ9
明日もこの天気なら最高だなーなんて話をしていたが、この雲を見てだいぶ萎えさせられた。嵐の予感。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ1
午前3時出発という予定だったが2時頃から大雨、雷雨。全く動けず5時30過ぎにてようやく出発ということに。。。遅すぎるんじゃないかと思ったけどガイド曰く大丈夫という話だったので自分も出発。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ2
何となくコースはわかっていたので登っていくとトレースらしきものを確認。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ3
振り返るとインド人達はスピードはだいぶ遅い模様なので自分1人で進んでいくとこに。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ4
途中までは本当に楽な道であったけど雪崩発生地帯まで上がってくると雪質が一気に柔らかく、また傾斜もキツくなって登るのがかなり大変。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ5
ガスってきて見えづらいけど、雪崩の形跡の左に薄っすらあるようにトレースは何とか目で追うことはできた。雪がこれだけ深くて足跡が濃く残るのにこの薄さを見ると雪が多いことが予想できる。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ6
どんどん斜度が上がりかなりキツくなる。遠くに別の山脈が。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ7
天候は悪いにしてもガスったり晴れたりを繰り返してくれていた、、、がこの時を最後に後は霧の中、スノーシャワーの中の登山に。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ8
最後のまともな画、氷河帯を撮る。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ9
どんどん悪化していく天候と深い雪で中々標高が上げられずしかも雪崩の恐れもあって焦りが出てくる。そして最後にまた厳しい傾斜のエリアに入った所で時計の高度は5000m、ここからまだ約300m。。。ここまでかかった時間と天候を考えて危険な予感がしたので悩んだが撤退を決意。50メートルほど下ったところでルート工作をしながら登ってくるガイドに遭遇、事情を説明してると「何で戻る?すぐそこが頂上だ」「後100mくらいで頂上だから大丈夫だ」と。天候もまだ何とかなるということでガイド達はまだ進むということで自分も反転、もう一度頂上を目指して動く。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ10
そして頂上へ。風も雪も強く、ギリギリのコンディション。確かにガイドが言っていた通り霧で全く見えていなかったけど頂上付近まで自分は来ていたみたいだった。あの時の場所で5100〜5200mくらいは来ていたみたいだった。登った、というよりは終わった、解放された、という気分で何枚か写真を撮って早々に下山。

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Day4 ascent to Summit/サミットへ11
キャンプ地付近まで戻ってくると雪が雨に変わって服がだいぶ寒い。そして登ってる時は何とも思わなかった景色、汚い雪だなーなんて思ってなものが凄い綺麗だったことに気づき思わず写真を。

その後テントに戻り、休んでいると暴風雨に変化。登れはしたけど自分の下山判断もあながち間違ってなかったなーと。まだ帰ってこないインド人達は大丈夫なのかと不安になっていたが3時間後彼らも下山してきた。雨が止むのを待ったが結局止まず、落ち着いた所で夕方に出発、ABCまで。

Day5 way to Manali/マナリーへ
翌日も雨は止まず、レインウエアも大いに湿りながら怒りの下山を。途中の川の渡渉も大変で2度とモンスーン時には登らないと心を決っするのでした。帰りは怒りと大雨のため写真はありません。笑

ソーランバリーからマナリーまでのバスが見つからずタクシーを探しているとタクシーになってやるとしてマナリーまで乗せてもらった。500ルピーと高いが、通常価格より安かったのと、ずぶ濡れで体に余裕がなかったので即決。

が、しかしハイシーズンとアホインド人の交通マナーの悪さも相まって、たった13キロほどの道でまさかの3時間もかかるという地獄をみてようやくのマナリーへ。

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Celebrate for hard walk/乾杯
ボロボロになって宿に戻り。コーラを注文。心の底から染みるのでした。

■Accommodations/安宿

各キャンプサイトにて。


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