Stok Kangri/ストックカンリ -Jul 2017-
■Note
インド第2弾の登山、ストックカンリ6140mに挑戦。
兼ねてからレーに来たらとりあえずこの山に登っておこうと思っていた山であるストックカンリ、比較的簡単と聞いていたので今回も引き続き単独での挑戦してきた。
正直単独での6000超えは初めてのことで若干の不安はあったものの無事登頂を達成。
結果から言うと高度順応さえできていれば問題はなさそう。景色もそれなりに良かったが今まで登ってきた6000m峰としては少しインパクトが弱い感じだったけどまぁそれは結果オーライ。だって簡単だったし。
気軽に登れる6000超えとして今回の経験を踏まえ1点訂正すると世界一簡単な雪山の6000峰として前回アイランドピークの時に記載してしまったけど、1人で登れてしまうということから簡単さはこちらストックカンリに軍配かな。レーに来たら是非に。
■How to get there
レーのシェアタクシー乗り場からチョグラムサールへ20ルピー
チョグラムサールからストック村まで30ルピー、登山道入口まで連れてってくれる。
※ストック村行きのシェアタクシは50ルピーと言ってきたらボッてるので30とするように。
■Stok Kangri概要
標高:
6140m (資料によって微妙に違う)
日数:
2泊3日〜 高度順応のレベル次第で日数は可変。
難易度:
標高以外に問題はなし。トレッキングスタイルで最後までいける。
水:
川は若干濁っているがクリアな水は各キャンプサイトにて補給できる。ミネラルウオーターも購入可
食料:
キャンプサイトにて簡易のレストランも併設してあるので持込みとするかは自由。
装備:
基本の雪山装備、雪質はアイスではなく、また足で登れる山なのでストックがあるならアックスは必須ではないとは思うけど、自分はストックで登ったけどここは個人の判断で。
レンタル:
ベースキャンプにてアックスやクラムポン等レンタル出来ると聞いたが現場で確認したわけではないので、必要な人は要確認を。レーではレンタル可能。
パーミット:
ベースキャンプで3500ルピーか、レーの街で3300ルピー〜3500ルピーを支払う。
宿泊:
各キャンプサイトにて、1泊200ルピー
基本行程
Day1: レー3500m→ストック村登山道入口3565m→マンカルモ4480m
Day2: マンカルモ4480m→ベースキャンプ4980m
Day3: ベースキャンプ4980m→サミット6140m→ベースキャンプ→ストック村→レー
■Photos
Day1 Stok Kangri Expedition1
9時半頃に登山口に到着、基本的にどの山もそうだけど川沿いの道を進んで山にアプローチしていく。
Day1 Stok Kangri Expedition2
標高は緩やかに緩やかに上がっていく道で辺な岩場もなく荷物が少々重くとも登りやすい。
Day1 Stok Kangri Expedition3
途中から渓谷エリアに差し掛かり、両サイドの岩山の浸食が素晴らしい。
Day1 Stok Kangri Expedition4
別の浸食、本当に何故こんな形に削られるのか謎。
Day1 Stok Kangri Expedition5
標高はあるとはいえ昼間はクソ暑いので持ってきた水がどんどんなくなっていく。
Day1 Stok Kangri Expedition6
浸食の結果なのか人為的なのか、凄い状態の岩。
Day1 Stok Kangri Expedition7
荒涼としつつも気持ちい景色が続く。
Day1 Stok Kangri Expedition8
初日は約800mのアップを予定しているのにいつまでたっても傾斜が緩い。心配になるほど。
Day1 Stok Kangri Expedition9
なんだかんだで4時間ほど歩き初日のキャンプ地マンカルモに到着する。若干寝不足だったのでわりとクタクタ。驚いたのは普通に小さい売店、兼レストランがあったこと。後たぶんテントの貸出しもやってるっぽいようだった。流石に街より割増だけどガス缶に450ルピー払ってることを考えると食事はレストラン頼りでもよかったかもしれない。
Day1 Stok Kangri Expedition10
キャンプサイトの骨とサングラス
Day2 Stok Kangri Expedition1
2日目の移動はベースキャンプまで。約400mほどアップ。昨日ほどではないけされども基本的に緩い坂、途中でマーモット?らしき動物を見かける。
Day2 Stok Kangri Expeditio2
流石に標高が上がってくるので残雪を散見するようになってくる。
Day2 Stok Kangri Expedition3
2時間ほど歩きベースキャンプに到着する。時間は短いが流石に標高が4950mとあるので、わりとヘトヘト。
Day2 Stok Kangri Expedition4
キャンプ地からの景色はまた素晴らしく。頂上では運が良いとK2が見えるということで期待に胸を膨らませてみる。
Day2 Stok Kangri Expedition5
ここで驚いたのは鳩がいたこと。標高5000弱で鳩。いろんな高地を見てきてるが衝撃だった。
Day2 Stok Kangri Expedition6
キャンプ地にあった石ころ。これほど正しい注意書きはないと思う。
Day3 Stok Kangri Expedition1
出発前に数人のツアー客とかに何時頃出発するか聞くとだいたい12時前くらいかな、という話。ふむふむと自分もそんくらいにするかと思って11時過ぎに起床。テントを出ると、全員既に出発していた。。軽くブチキレつつ、自分の予定より早めの11時40分出発。この日なんと満月ということでずっと明るい。
Day3 Stok Kangri Expedition2
ちんたら歩きながらも全員追い抜かしつつ、しかし途中で嫌な予感。早すぎて夜明け前に着いてしまう、これはまずいと思いペースを落としたり、途中休憩するも風が出てきて寒くて止まれない、なんてブツブツ言ってたら山頂に着く。4時半。月明りで写真を撮る。
Day3 Stok Kangri Expedition3
満月と山頂。
Day3 Stok Kangri Expedition4
天気はあまりよろしくなく、当然K2は見えない笑。山頂に自分のストックを刺してそれっぽい画にさせる。本当の山頂の目印のタルチョは雪に埋もれ、グチャグチャだった。。
Day3 Stok Kangri Expedition5
結局寒すぎて夜明けを待てなかったので下山、若干明るくなってきたところで改めて満月を。
Day3 Stok Kangri Expedition6
頂上のセルフィは薄暗すぎたので改めて。
Day3 Stok Kangri Expedition7
ぱっとみ難しそうな場所、でも難しくない。
Day3 Stok Kangri Expedition8
ようやく1時間後、日の出がやってくる。頂上方面を見上げるとガスっていたので下山の選択は間違いはなかったかなと。
Day3 Stok Kangri Expedition9
サンライズ!
Day3 Stok Kangri Expedition10
リッジの雲が朝陽で美しく。
Day3 Stok Kangri Expedition11
雪山の下山、太陽が出てからはご褒美タイムだなあと毎度思う。楽だし笑
Day3 Stok Kangri Expedition12
こんな感じで遊ぶ。
Day3 Stok Kangri Expedition13
だいぶ下山してくる、太陽が出てくると一気に気温が上がり、雪も溶けてくる。場所によってはズボズボ歩きづらい。
Day3 Stok Kangri Expedition14
基本簡単な道のりだったけど、ここが一番最悪な場所だった。なんと夜中の時点で溶けており川になっている。避けたつもりが片足突っ込んで一気に湿る靴、プラスチックブーツではない自分は心の底からムカつき1人真夜中に叫ぶのでした。
Day3 Stok Kangri Expedition15
ということでキャンプ地に戻ってくる。
Day3 Stok Kangri Expedition16
キャンプ地に戻り、ヌードルを頂き、下山へ。クタクタになりながらストック村まで戻ってシェアタクシーを待つも今日は日曜だから全然来ないぞと言われ凹んでいると一台通り過ぎるタクシー。すかさず手を上げて止まってもらう。チャータータクシーだったけど何と日本人女性とアイルランド人のご夫妻。そのまま一緒に乗せていただきなんとかレーまで。帰って爆睡。
■Accommodations/安宿
各キャンプサイトにてCLICK ME!!!
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