Lausanne/ロザンヌ -Sep 2017-
■Note
モンブランの微妙な消化不良感に悶々とするなか、スイスにまた戻ってきた。
ジュネーヴからほど近い、電車で30分くらいのスイスの地方都市ロザンヌ。インドで出会ったスイス人の友達が最近帰国したらしく家に泊まっていいよっていうのでお邪魔させてもらうことした。
あまりにも素晴らしいホスピタリティ、あまりにも素晴らしいロケーションのフラット(アパート)、そして歴史と今が混じった街並み、ゆっくりで、だけど繁華街はしっかりしていて街歩きも楽しく。本当に本当に最高の滞在だった。
この放浪の5年の中でもトップクラスな時間、ヨーロッパで、スイスで、ある程度のお金がある暮らしはここまで凄いのかと。この街でお金を稼いでまともに暮らしたい、ただ住みたいじゃなくて根を張って暮らしたいと心底感じた街、ロザンヌ。
正直自分がここまで心酔した街はポルトガルのポルトくらい。それほどまでに素晴らしい街。
友達は私達スイスはラッキーなのよと事ある毎に言っていたけど、この生活サイクルは日本では決して味うことのないもので改めて自分の人生設計を考えることになるだろうと。
ちなみに日本語書きだとローザンヌという表記だけど現地発音は限りなくロザンヌなのでブログ内ではこちらで。
嗚呼スイス最高ー住みたいなー(いい仕事さえあれば。。)
■How to get there
シャモニーからバスでジュネーヴまで25ユーロ、ジュネーヴからロザンヌまで電車で23スイスフランくらい。
■Photos
Friend's flat/友達の家1
まずロザンヌで1番感動したこと。友達の部屋が半端ないということ。写真のリビングに、2部屋、ダイニングキッチンという広さを誇り、1人暮し。お家賃18万だそうです。ちなみに友達は現在旅から戻ってきたばかりということで求職中。ホワイトカラーな仕事してるスイスの給料どーなってんじゃと。
Friend's flat/友達の家2
そしてバルコニーからのジェノバレイクと夕陽がが望める驚きの景観。決して広いわけではないけどテーブルと椅子もあってここで食事も可能という作り。あまりにも凄いので君たち、ロングバケーションいらないんじゃ笑?と聞いてみたら「確かに家でリラックスはできるけどインドみたいな喧騒だったり、貴方みたいなクレイジーな旅人にも会えるし外にはでないとね」と。。。スイス人が羨ましすぎてその日はスイスで就職ができないかひたすらgoogleを笑。
Weekend market at Lausanne/ロザンヌの週末バザー1
週末になると道端にたくさんの露店や商店が並んで賑わいを見せるロザンヌ。大半の人はジュネーヴで働いてるらしく週末は人が多いらしく、またジュネーヴは繁華街的なものは殆どないのでロザンヌ周囲からも沢山の人が集まってくるらしい。
Weekend market at Lausanne/ロザンヌの週末バザー2
ローカルビールを売る人。新作だったりまだ一般に流通してないビールはこうやって手売りされているらしく人気が出てくるとスーパーとかに並びだすんだそう。ちなみにヨーロッパ系のビールはアルコール度数の高いものが最近増えてきていて、美味いホップが効いたビールで度数高めなのを飲むと本当に気持ちよくほろ酔いができる。これを知ってしまうと正直もうハイネケンは飲めない。
Weekend market at Lausanne/ロザンヌの週末バザー3
チーズに、パン、ハム屋など色々な屋台が。イタリアも近いことからイタリア産の商品も多く集まってきているみたいだった。友達曰くイタリア産はチーズやオリーブは美味いとのこと。ちなみにここのパン屋、美味いよって言われたけど、キロ1400円くらいで高すぎて泣きました。アルゼンチンの最高品質の牛肉より高い。なんでアルゼンチンが出るんだという話かもしれないけど、ふと思い出したので比べてみた。とにかくやっぱりスイスは高い。
Weekend market at Lausanne/ロザンヌの週末バザー4
蚤の市も小規模ながらやっていた。海外のレコードの蚤の市は毎回立ち寄ってしまう。バックパッカーだから買えるわけないんだけどつい。
Freitag at Lausanne/フライターグロザンヌ店
スイスのブランドであるご存知フライターグ、近所にあるからのぞいて来た。流石本国ということで品揃えはすごかったが相変わらずクソ高い。。廃材なんだからもう少し安くてもいいのに。。と毎回思う。
One shot at Lausanne/ロザンヌの情景1
街の高台にある教会からの景色。ヨーロッパ風の街並みが目に優しい。
One shot at Lausanne/ロザンヌの情景2
しかしロザンヌの良いところは古風な街並みに現代な建築も混ざっているところ。おとぎ話に出てくるようなメルヘンな街並みもいいけど自分は新旧おり混じった街並みのほうが好きだったりする。そして適度な人口。本当にロザンヌはお気に入り。
One shot at Lausanne/ロザンヌの情景3
夕方のミュージアム前で謳歌するカップル達。日本だったら危ないとかで立ち入り禁止にされてしまいそうなエリアだけどそういう所がなく自由に街を謳歌する。こーいうスタイルができる国はやっぱり自分には羨ましく。
One shot at Lausanne/ロザンヌの情景4
街の中心から少し歩くと湖畔に出ることができる。向こう岸はフランス領でフランス側のアルプスが望める。モンブラン方面は見えないけど。ちなみに高給ということでジュネーヴ一帯にはフランスからも出稼ぎに来る人が多いようで、なんと給料は4倍も違うらしい。。恐ろしスイス。
One shot at Lausanne/ロザンヌの情景5
湖畔で寛ぐ人たち。カップルだったり1人で本読んでる人だったり。近所の自然とゆっくり向き合える生活は自分も憧れるし、そういう生き方をしたいと思う。
One shot at Lausanne/ロザンヌの情景6
夏季限定という湖畔沿いのカフェでコーヒーを。ちなみにスイスもコーヒーはアメリカンではなくエスプレッソタイプ。自分もこの旅で完全にそっちに切り替わっていて今はアメリカンとか薄くて安っぽくて飲めない。アメリカンで美味しいコーヒーを飲むには良い豆じゃないと体感できないし。
Street art at Lausanne/ロザンヌのストリートアート
スイスもグラフティが多く、ロザンヌもちらほら見かけることができる。ちなみにここロザンヌ。見た目はとても平和ではあるけどロンドンを凌ぐドラックシティとしてヨーロッパでも有名なんだとか。事実そこら住宅街には沢山のプッシャーと思しき黒人達がウロウロしている。聞けばイタリア系マフィアとかが近いし物価高しということで売りにきているらしい。余談だけどスイスはマリファナも合法なので普通に商店でも買える。ただしTHC1%以下のものしか売れないので、会ったスイス人は質が悪いしアレはお金の無駄と言っていた。
にしてもそれも加味してやっぱりいい街だなー。
■Accommodations/安宿
友達の家●My Rating
:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●Price
:なし
●Room
:シングル
●Bathroom
:共用
●Wi-Fi
:有り
●Location
:ロザンヌ市内
●Special Mention
:
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